社殿
現在の社殿は、天保8年(1837)2月1日焼失し、天保13年に再建されたもので、本殿、弊殿、拝殿は一連の権現造りである。本殿、弊殿は総檜造りで、その経費おおよそ三千両を要し、以前にも勝る社殿の建立を見るに至った。
後藤利兵衛義光
殊にこの時、社殿内外に見事な彫刻装飾が施され、その彫刻を施したのが、安房の代表的彫刻師、後藤利兵衛義光である。この叶神社の彫刻は、彼の生涯を通しての最高作云われ、彼の出世作となった。
現在の社殿は、天保8年(1837)2月1日焼失し、天保13年に再建されたもので、本殿、弊殿、拝殿は一連の権現造りである。本殿、弊殿は総檜造りで、その経費おおよそ三千両を要し、以前にも勝る社殿の建立を見るに至った。
殊にこの時、社殿内外に見事な彫刻装飾が施され、その彫刻を施したのが、安房の代表的彫刻師、後藤利兵衛義光である。この叶神社の彫刻は、彼の生涯を通しての最高作云われ、彼の出世作となった。